4/27

シュレディンガーの猫は決定論を捨てよという話だと思えば、そもそも決定論に習熟している必要があり、この意味でほとんどの人間が量子力学を不思議に思えるほど決定論に馴染んでいないにも関わらず不思議だと騒ぎ立てるのは大層不思議なことである。私は古典力学の習熟がもちろん足りていないのでまあそんなものかな程度で済んでしまった。これは幸いであろうか?

4/7

日本の税金で教育をバリバリ受けているので、バリバリ貢献しなければいけないという思いが入学当初からある。
単純に、自分の人生に今のところあまり価値を見いだせないので、そう言った大義名分を考えておくと、幾分価値のあるように思えたりする。
あとは、他者に存在する東大生というバイアスの意味を考えた際に、全てを丸め込める聞こえの良い言葉は、社会貢献である。
以上より、社会貢献というお題目はそこそこ耳心地がよく、何となく色々便利なので、採用し続けている。

3/26

甘利先生と柳田先生の話を聞いてめちゃくちゃ面白かったのでここに記す。
話がうまいから研究者になるのか、研究者として一杯喋ってきたから話がうまいのかは分からないが、まあめちゃくちゃ面白かった。

2/23

就職活動について、どうでもいいですなんでもいいです、もう競争は大学受験で飽きました、だいたい僕にたまたま周りの人よりも才能があったので、大学受験というゲームに参加しただけです、僕の人生は東大合格がピークであって、あとはゆっくり下り坂なんてことはだいたい分かっているので、いまさら敗者復活戦に付き合わせないでくださいとしか思えません、という態度ではさすがにいけないなと思い直した。

2/3

子供の頃から科学者になるのが当たり前だと思っていた。当たり前だと思って東大まできて科学者になれないことを知った。小学生の頃僕と同じ授業を受けて、科学に興味を持った彼らはどのタイミングでその道を諦めたのだろう。