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参った。なかなか勉強が手につかない。部屋の掃除もしなければいけないのにまったくする気にならない。生活リズムも割りと悲惨なことになっている。

最近周りの人間の就活のお手伝いなんかをやっていると、どうも世の中のハードルが簡単に思えてくるが、まっとうに考えて身の回りのことくらいきちんと出来る人間にならなければいけない。人間として当たり前のことも出来ないのか、みたいな言い方はあまり好きでない、言われると思わず、その根拠は何ですかと思ってしまうが、自分に対してはそれでも人間として当たり前のことですよ、お掃除やお洗濯くらい、と多少お小言っぽく言っておくのがよい。

読んでいる本を開くと試験でしくじったところをわざわざ読まねばならないので、心が削られる思いだ。くよくよした文章を並べて書いてもしょうがないのでこの一文で終わっておくのがよい。

春休みにはゼミをやろうぜ、と誘いをかけたのでゼミをやりたいのだが、いかんせん細かいところの勝手が分からないのと、いちいちお膳立てするのが多少面倒なのがしくじってしまったなあ、と思う、しかし慣性の法則というものが物理的実体を持つもの以外にも案外当てはまることは経験則で知っているので、早いところ蹴り飛ばして動かしたい。

 

そういえば、研究室配属のほうはうまいこと行った。一年半(一年?)越しの目標はとりあえず達成した。とりあえずその研究室の学位論文を読んで、こういう研究をやるのだ、というイメージトレーニングをしておく必要がある。

ただ、原子を積んで新材料を作ります、というのは僕が本当にやりたかったことだっただろうか?しかし話を聞くとやっていることの9割はそういう感じらしい。

院で同じところに行くかどうかは、また別のお話になってきてしまった。世の中にあまりはびこっていないスピンのことをやるより(まだまだマクロな磁性しか応用されていない、程度の意味で言った)そこやかしこに居る光のことをやったほうが面白いのではないか、と思ってしまった、院試も怖いし、そこまで本気で考えていない、絵に描いた餅程度の話である。

 

これらみな、人の日記を読むと日記が書きたくなったので書いただけのことである。