4/7
日本の税金で教育をバリバリ受けているので、バリバリ貢献しなければいけないという思いが入学当初からある。
単純に、自分の人生に今のところあまり価値を見いだせないので、そう言った大義名分を考えておくと、幾分価値のあるように思えたりする。
あとは、他者に存在する東大生というバイアスの意味を考えた際に、全てを丸め込める聞こえの良い言葉は、社会貢献である。
以上より、社会貢献というお題目はそこそこ耳心地がよく、何となく色々便利なので、採用し続けている。
3/26
甘利先生と柳田先生の話を聞いてめちゃくちゃ面白かったのでここに記す。
話がうまいから研究者になるのか、研究者として一杯喋ってきたから話がうまいのかは分からないが、まあめちゃくちゃ面白かった。
2/23
就職活動について、どうでもいいですなんでもいいです、もう競争は大学受験で飽きました、だいたい僕にたまたま周りの人よりも才能があったので、大学受験というゲームに参加しただけです、僕の人生は東大合格がピークであって、あとはゆっくり下り坂なんてことはだいたい分かっているので、いまさら敗者復活戦に付き合わせないでくださいとしか思えません、という態度ではさすがにいけないなと思い直した。
2/18
自分自身がいつまで研究がうまく行かない間抜けをやっているのか分からないが、この袋小路からさっさと抜け出ねばならないことはわかるので、とにかく必死に取り組むしかない
2/3
子供の頃から科学者になるのが当たり前だと思っていた。当たり前だと思って東大まできて科学者になれないことを知った。小学生の頃僕と同じ授業を受けて、科学に興味を持った彼らはどのタイミングでその道を諦めたのだろう。
2/2 複素標準正規分布と複素標準ガウス雑音について
複素標準ガウス雑音は、実軸方向と虚軸方向にそれぞれ分散0.5のガウス雑音を足せば作れる。
ここでの標準は、平均0で分散1を意味する。
これを示すために、実軸方向と虚軸方向にそれぞれ分散0.5のガウス雑音を生成し、(正規分布に従う乱数がすなわちガウス雑音であることに留意)その同時確率分布をヒストグラムで近似して、複素標準正規分布の解析的な式と比較する。
分散なので
であることに留意。
式はzを複素数として、
で与えられる。
サンプルコード。
import numpy as np from mpl_toolkits.mplot3d import Axes3D import matplotlib.pyplot as plt import pylab as pl from pandas import * size = 1000000 #乱数生成 x = np.random.normal(0.0,np.sqrt(0.5),size) y = np.random.normal(0.0,np.sqrt(0.5),size) #描画用のメッシュを切っている xmesh = np.arange(-3.5,3.5,0.1) ymesh = np.arange(-3.5,3.5,0.1) BIN = len(xmesh) #ヒストグラム作成。pl.histが二次元配列を返すのはあまり触れられていない。調べればわかるからか?なんにせよ便利だ。 xhist = pl.hist(x,bins = BIN,range=(-3.5,3.5),normed = True) yhist = pl.hist(y,bins = BIN,range=(-3.5,3.5),normed = True) Z = np.zeros((BIN,BIN)) #ノイズの分布をヒストグラムで近似している。真のpython使いなら頑張って一個forループを削る気がする。 for i in range(BIN): for j in range(BIN): Z[i][j] = xhist[0][i] * yhist[0][j] #これで描画用の配列を作るらしい。よくわからん。 #>やすうみさんから指摘:ZがBIN*BINのサイズをもつ配列なので、それと一対一対応で点をプロットするのにBIN*BINサイズの配列を作成している。 X,Y = np.meshgrid(xmesh,ymesh) Z2 = np.zeros((BIN,BIN)) #複素標準正規分布を直接計算。やはり真のpython使いはforループを削るはず。わたしはそんなことするならCで書く。 for i in range(BIN): for j in range (BIN): Z2[i][j] = 1.0/np.pi*np.exp(-xmesh[i]*xmesh[i] - ymesh[j]*ymesh[j]) #グラフ作成 fig = plt.figure() ax = Axes3D(fig) ax.plot_wireframe(X,Y,Z,color ='red') ax.plot_wireframe(X,Y,Z2,color = 'blue') plt.show()
グラフはこうなる。
教訓:目の前に計算機環境があるのにこういったことを調べないのは怠慢である、おかげで効率が落ちたことを自覚し、きちんと調べつくすべきだ、今後は気をつけねばならない。